PeSP専用品種
(ベル型・濃緑・耐病性強・全天候性)
南国交配 スーパー土佐のぞみ ピーマン


品種特性
- 早生で一番果の着果肥大が良く、一番果より短型で肩張りの良い、
秀品が収穫できる。
- 樹勢が強いので、小葉で節間短く、草姿半開張になり草丈も低い。
又、高温乾燥時の樹の弱り少なく、尻腐れ果・アントシアン果の発
生も少ない。
- 根量が多く根張り旺盛なため、高温、乾燥時の活着も早く、初期の
樹作りが容易である。
- 初期収量も多く、中〜後期に至っても樹の弱りが少なく『なりづか
れ』による後期の収量低下が少ない。
- 果実は濃緑・ベル型にまとまり、テリが優れ、肉厚で果重35〜
40gの中短型。
- 耐病性はTMV抵抗性あり、『特にTMV−P(トウガラシ系)に
対し既存のTMV抵抗品種より強く』エソ型落葉症病・土壌伝染病の青枯病に
も強い、花落ちが速いため灰色カビ病・キンカク病・ナンプ病にも
強い。
栽培要点
- 耕土深く、排水の良い圃場を選ぶ。
- 根量多く、直根が深く張る深根性のため元肥は『深耕施肥』をして
おく。(全面施肥だけでは足りない)
- 直根が深く張るため、追肥は「穴肥」にて、できるだけ深く施こす。
- 元肥・追肥ともに、即効性の「N」を避け「P」を主体とし、『小
葉』『短い節間』に樹を固くつくる。
- 密植をさけ粗植とする。(畝幅170cm×株間60cm)10a
当り900本。一本当りの着果数を増やすための必須条件。
- 苗は、「一番花開花当日」の苗を定植し、若苗定植の場合は即効性
の「N」液肥の早期施肥はさける。
- 自動灌水の位置は初期畝肩2本とし、中期以降、通路に「点滴灌水」
を配置し深部の乾燥を防ぎ、根を深く張らす。
- 温度は、日中適温(26℃〜27℃)夜温最低(19℃〜20℃)
夜温の前半は(22℃〜23℃)の高めで『土佐ひかり』より最低
夜温を1〜2℃高温とする。
- 換気は天窓換気の時は穏やかな換気を行う。蒸し込み栽培は着果数
の減少につながる。
南国交配種子価格表


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